なぜデーツなのか
デーツの魅力は、単に自然な甘味料という言葉だけでは収まりません。甘さとの付き合い方、満足感、毎日の食卓への馴染み方。私たちがデーツに惹かれている理由を、いくつかの視点からまとめました。
- なぜ今、砂糖ではなくデーツなのか
- 甘さを変えると、暮らしが少し整う
- 我慢する甘さではなく、満たされる甘さ
- デーツは健康食品ではなく、ちゃんとおいしい
体によさそう、で終わる食べ物
健康を意識して食べ始めたものの、気づけば続かなくなっていた。そんな経験は、誰にでも少しはあるように思います。
最初は体によさそうと思って買ってみる。でも、味がどこか物足りなかったり、健康のために食べている感が強すぎたりすると、少しずつ手が伸びなくなる。結局、棚の奥に残ったままになってしまう。
もちろん、健康を意識することは大切です。ただ、毎日口にするものだからこそ、ちゃんとおいしいという感覚は、それ以上に大事なのかもしれません。
私たちがデーツに惹かれた理由も、実はそこでした。
最初に驚いたのは、味だった
デーツというと、最初は自然派の甘味料という印象を持つ人も多いと思います。実際、栄養価や自然由来であることが紹介される場面もよくあります。
でも、実際に食べてみて印象に残ったのは、むしろ味の方でした。
黒糖のようなコクがありながら、どこか果実らしい軽さもある。キャラメルに近い風味も感じるけれど、甘ったるくはない。単に甘いというより、味に奥行きがあるのです。
だから、ヨーグルトやトーストのようなシンプルなものに合わせるだけでも、意外なくらい満足感がある。特別なレシピがなくても、自然と食卓に馴染んでいく感じがありました。
健康食品っぽさが前に出てこない
デーツシュガーやデーツシロップを使っていて気付いたのは、頑張って健康的なものを使っている感覚があまりないところです。
たとえば、砂糖の代わりに使おうと意識しなくても、単純にこの味が合うから使うという感覚になっていく。焼き菓子に入れると風味に深みが出るし、料理に使えば、ただ甘いだけではないコクが加わる。
つまり、健康だから選ぶだけではなく、味として好きだから使いたくなる。
この順番は、実はかなり大事なのではないかと思っています。
毎日の食卓に馴染む甘さ
本当に続く食べ物というのは、生活の中で無理を感じさせないものなのかもしれません。
たとえば、朝のヨーグルトに少しかける。トーストにバターと合わせる。コーヒーのお供に焼き菓子を作る。そういう日常の中に、自然と入り込んでくる。
デーツの甘さには、そういう馴染み方があります。
強い個性で押してくるというより、少しずつ「あ、この甘さ好きかもしれない」と感じさせる。派手さはないけれど、気づけば何度も使っている。そんな食材です。
おいしさがあるから、続いていく
食の世界では、健康とおいしさが別々に語られることがあります。
でも、本当は、その二つは切り離せないものなのだと思います。どれだけ体によくても、おいしいと思えなければ、毎日の暮らしには残りにくい。
逆に、また食べたいと自然に思えるものは、特別に頑張らなくても続いていく。
デーツの魅力も、たぶんそこにあります。
自然由来だから、栄養があるから、という理由だけではなく、まずちゃんとおいしい。その感覚があるからこそ、甘さとの付き合い方も、少しずつ変わっていくのかもしれません。
目次
特集|デーツのある暮らし
なぜデーツなのか
- なぜ今、砂糖ではなくデーツなのか
- 甘さを変えると、暮らしが少し整う
- 我慢する甘さではなく、満たされる甘さ
- デーツは健康食品ではなく、ちゃんとおいしい
デーツを知る
- デーツとはどんな果実?
- デーツの味をどう表現する?
- デーツの栄養について
- デーツシュガーとデーツシロップの違い
- よくある質問
甘味料を比較する
- 白砂糖との違い
- はちみつとの違い
- メープルシロップとの違い
- 自然派甘味料をどう選ぶか
- 置き換えではなく選び分け
デーツシュガーのある暮らし
- デーツシュガーの使い方10選
- トーストとの相性
- ヨーグルトに合う理由
- 焼き菓子に使う
- コーヒーに合う?
デーツシロップのある暮らし
- デーツシロップは料理にも使える
- ロースト野菜との相性
- ドレッシング活用
- 煮込み料理に使う
- チーズやナッツに合わせる
アマラ・デーツ・ツリーの物語
- 12本のヤシの木から始まった物語
- チュニジア・ケビリという土地
- オアシス農業と循環
- BOQがこのブランドを選んだ理由


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