外界と体内を隔て、日々絶えず働き続ける皮膚。肌は、美しさを飾るためのものではなく、本来は体を守るために備わった“最大の臓器”です。
乾燥や刺激にさらされ続ける現代の暮らしの中で、肌のコンディションは、そのまま防御力の差になります。整った肌は、外的ストレスを受け流し、乱れた肌は、影響を受けやすくなる。
BOQが大切にしているのは、何かを過剰に足すことではなく、本来備わっている機能が、きちんと働ける状態を保つこと。
それは、革靴を磨くことと同じ。
良い状態を維持することで、結果として長く守られる。
肌を整えることは、美容の話ではありません。
健康と免疫を支える、日々のコンディション管理。その視点から、あらためて「肌」という防御装置を見つめ直します。
健康と免疫を支える、いちばん外側の器官
私たちの体で、もっとも大きな臓器は何か。答えは「皮膚」です。
皮膚は、体を包む単なる外側ではありません。外界と体内を隔て、日々絶えず働き続ける 防御装置 として、乾燥、摩擦、紫外線、細菌、化学物質 ...私たちが意識するよりもずっと多くの刺激を、皮膚は毎日、最前線で受け止めています。
「入れない」健康意識に、もう一つの視点を
健康を考えるとき、私たちはまず「体に何を入れないか」を考えます。
- 安全な食品を選ぶ。
- 余計な添加物を避ける。
それは、とても正しい選択です。けれど、体への入口は「口」だけではありません。
近年、PFASなどの化学物質が、手洗いや日常行為を通じて肌から体内に入り得る可能性が指摘されています。このように肌を通して、体に影響を与えるもの が確かに存在します。対処として重要なのは、防御装置としての肌を、正しく機能させること。

革が教えてくれる、防御の仕組み
ここで、BOQらしく革の話を。
乾燥した革靴が雨に濡れると、なぜダメージが大きくなるのか。
乾いた革は、水分を一気に吸い込み、乾く過程で油分まで失い、ひび割れや劣化を引き起こします。一方、適度な水分と油分を保った革はどうでしょう。水分は均等に広がり、ダメージは最小限で済みます。
革は「強くする」のではなく、良い状態を保つことで、守られている のです。

輝きを保つ肌は、高性能な肌の副産物
肌もまた、同じ構造をしています。乾燥し、コンディションが乱れた肌は、外的刺激の影響を受けやすくなります。反対に、水分と油分のバランスが整った肌は、本来備わっているバリア機能が働き、刺激を内側へ通しにくくなります。つまり、肌は整っているほど、防御装置として高性能になるということ。美しさは、その副産物にすぎません。

防御装置を高める、3つの基本
肌の防御力を支えるケアは、驚くほどシンプルです。
- 保湿する
- 栄養を与える
- 保護する
何かを過剰に足す必要はありません。肌本来の機能が、きちんと働ける環境を整えるだけ。
それだけで、肌は「守る仕事」を静かに、確実に果たしてくれます。結果として、体調が安定し、免疫の土台も揺らぎにくくなる。

防御は、日々の習慣でつくられる
防御装置は、一日で完成しません。革と同じように、日々のケアの積み重ね で育ちます。
靴を磨く。革に油分を与える。乾燥を放置しない。それと同じように、肌にも、ささやかな手当てを。
BOQが伝えたいのは、恐れから始まる健康対処法ではなく、理解と信頼から始まる習慣 です。
肌という最大の防御装置を整えること。
それは、体と暮らしを、長く健やかに保つためのいちばん現実的な選択なのかもしれません。


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