【特集】CLASSIC EYEWEAR アイウエア選びの成功法をご紹介

眼鏡黎明期と現代を繋ぐ老舗「タート」 満を持して復活したクラシック・アイウエアの真打ち

 折からのクラシックフレーム再評価の流れは、ここにきてますます深化して、より本格的な意匠やバックグランドを持ったフレームを求めるユーザーが増えてきた。そんな中、満を持して日本市場に登場した“クラシックフレームの真打ち”ともいえるブランドが「タート」だ。
 1948年のアメリカ・ニューヨークで創業した同社は、1950年代から60年代にかけて、アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトからミュージシャンのバディ・ホリーに至るまで、多くの著名人に愛用されていた老舗ブランド。そして、第二次世界大戦中の原料不足で金属の代替素材として急浮上したプラスチックフレームの作り手として頭角を表す中で、数々の名作を生み出してきた。

 例えば読者の皆さんは、かのジェームス・ディーンがニューヨークで暮らす様子を写真家デニス・ストックが撮影したポートレイトの中に、クラシカルな眼鏡をかけている姿が収められていたことを覚えているだろうか。何を隠そう、それがタート社の“アーネル”という定番フレームだったと言われているのだ。加えて、昨今のクラシックブームの牽引役ともいえる俳優のジョニー・デップも“アーネル”のヴィンテージを愛用中というエピソードが、同社のフレームに目利きたちを惹き付けてやまないクオリティが備わっていることを物語る。ちなみに彼は主演作『シークレット・ウインドウ』でタート社の眼鏡をかけた姿を披露するなど、公私を問わず同社のフレームを愛用しているようだ。

ヴィンテージ眼鏡のコレクターとしても知られるジョニー・デップは尊敬するジェームス・ディーンが愛用したタートのアーネルを、映画『シークレット・ウインドウ』の劇中で着用した。

 そんなタート社は、眼鏡フレームが大量生産の時代に突入した’70年代に休業を余儀なくされ、その後は熱狂的愛好者の間で高価なヴィンテージフレームが流通していただけだった。しかし、そんな同社のフレームを受け継いだL.A.のヴィンテージフレーム店「フォーユアアイズ」の店主、デヴィッド・ハート氏の手によって2011年秋、待望の復活を遂げたのだ。そして満を持してリリースされたファーストコレクションでは、“アーネル”を始めとする4型の定番フレームが再現された。クオリティの面では、7枚丁番や飾り鋲を始めとする往時のディテールを継承する一方、日本製のハンドメイドを採用することで、古き良きアメリカンフレームの佇まいを表現しながら、品質面では往時以上に高いクオリティを実現している。クラシックフレームの大本命として、その独特の佇まいと質感の高さをぜひその目で確かめてみてはいかがだろうか。

ウォルナット、グレースモーク、グロッシーブラック、スモークブラウン、ハニーアンバー、キャラメル、マットブラックの7色。セルロイド製。35,700円。

アーネル 古き良きアメリカの様式美を体現する名作

ジェームス・ディーンが愛用したタート社を代表するフレームであり、現代においてもジョニー・デップが映画『シークレット・ウインドウ』の劇中で掛けたことでもお馴染み。丸みを帯びた独特のウエリントンシェイプを、ハンドメイドによる肉厚のセルロイドで引き立てている。レンズ幅を3サイズ(44mm、46mm、48mm)用意しているので、ヘッドサイズや顔立ち、演出したい雰囲気に合わせて選べるのがうれしい。
実はこのアーネル、’70年代の型を元にしたモデルで、すでに完売状態なのだ。しかし、2012年4月にはアメリカの黄金期といえる’50年代の型を元にしたモデルが発売されるので乞うご期待。

F.D.R.“アーネル”と人気を二分するオーセンティック

オックスフォード型とボストン型の持ち味を併せ持った独特のシェイプが印象的な“F.D.R”。3点のカシメ鋲丁番が目元にさりげないアクセントをもたらす。俳優のジーン・ハックマンが1998年に公開された映画『エネミー・オブ・ステイツ』の劇中で掛けたことでも知られており、最近では、シンガーのレディー・ガガがサングラスとして愛用している。質感の高いブラックの他、グレースモーク、スモークブラウンといった透明感のあるカラーで、軽快さを演出するのも一興。

ブラック、グレースモーク、スモークブラウンの3色。セルロイド製。34,650円。

カウントダウン ほど良いエッジを効かせたフォックス型調フレーム

智にボリューム感を持たせつつ目尻を上げた独特のフォルムで、オックスフォード型にフォックス型風の味付けを施したモデル。ロカビリーシンガーのバディ・ホリーが愛用していた眼鏡をイメージソースにしたとも言われており、ヴィンテージ市場でも根強い人気を誇る。ブリッジにもほど良いボリューム感があるため、目尻に向かって少しつり上がったフロントのラインと相まって目元をシャープに見せられる。

ブラック、オリーブアンバーの2色。セルロイド製。34,650円。

T-ラウンド 伝統的なラウンド型をモダンな顔立ちに誘導

小振りのラウンドシェイプに太めのレンズリムでコントラストを付けることで、クラシックにして個性的な顔立ちを演出。キーホール型ブリッジやカシメ丁番といった存在感のある意匠さえも見事に調和して、スタイリッシュな印象をもたらしてくれる。“Tokyo Tortoise”と呼ばれる色鮮やかなセルロイドで仕立てたモデルの美しさも出色だが、黒いフロントにグレーボーン柄テンプルでアクセントを付けたモデルも秀逸。

トーキョー トートイス/ブラック、ブラック/グレー ボーンの2色。セルロイド製。34,650円。

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※モデルによっては残り少ないものもありますので、最寄りの正規取扱店にお問合せください。

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