リネンの選び方、つきあい方

Vol.2 モノグラム刺繍で愛着深まるマイ・リネン

19世紀ヨーロッパでは100枚のリネンを嫁入り道具として持たせる習慣があり、母が娘を想い一枚一枚、丁寧に手刺繍でイニシャルを入れたそうです。そして、そのリネンは家宝として大切に扱われ、次の世代にまで受け継がれていったとのこと。プレースマットやナプキンなどのテーブルリネンはもちろん、タオル、エプロンなども、モノグラム刺繍をほどこすだけでお気に入りの一枚に仕立てたよう。写真のシルバー糸のように、ラメや光沢のある糸はリネンのシャリ感とも好相性で、品良くまとまります。大切な方への贈り物にはもちろん、ホームパーティーの席札として活用し、そのままお持ち帰りいただくプチ・ギフトにするのも洒落ています。ご自宅用の身の回りの小物にもさり気なくイニシャルを取り入れれば、特別感もプラスされ、自然と愛着のわくアイテムに。家族でそれぞれ自分用のリネンとして使い分けも可能。より愛着を持って長く大切にお使いいただけることと思います。

文:冨田 いずみ  写真:猪又 直之  取材協力:LINEN&DECOR www.linenanddecor.net