日新堂 銀座で60年の歴史を誇る老舗時計店

銀座から築地一帯を焼き尽くした明治5(1872)年の大火の後、レンガ造りの耐火建築の街として生まれ変わった銀座。ヨーロッパを手本にして、広い道路(現在の銀座通り)を中心にして整理された町並みは今に続いていますが、最近は海外の有名ブランドの進出が著しく、老舗と呼ばれる名店は数えるほどになってしまいました。
 戦後間もない昭和23(1948)年に現在の銀座7丁目に開店した日新堂銀座本店は、銀座でどこよりも早くロレックスの販売を始めるなどの実績を持ち、戦後の時計の歴史を語る上で欠かすことのできない老舗のひとつです。他にもパテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、パネライ、ブレゲ、ブランパン、ショパール、オメガ、カルティエ、クレドールなど12の有名ブランドを扱っています。
 1階は銀座通りの散策を楽しんでいる人たちに手軽に購入してもらえるようにと、人気モデルだけでなく求めやすい価格のモデルも並べています。ショップマネージャーの木村さんは次のように話してくれました。
『時計の故郷、本場スイスで職人が丹精込めて作り上げた「本物」のみを厳選して取り扱っています。高級な商品に二の足を踏まれがちですが、感性に訴えかける物、心に響く美しい物をご覧頂く機会を和やかな雰囲気でお待ちしています。反面、機械式はデリケート。初めての方には特に丁寧にメンテナンスの大切さをお伝えしています。又、腕時計の原点である懐中時計のリクエストにお応え出来る様、古参ブランドの、ウォルサム、ティソをご用意しております。他、日本独自のクォーツ式複雑時計ブランド、カンパノラも常設展示しています。』

4階、5階には有名ブランドが揃っている。

2階はロレックスだけを揃えたサロン・ド・ロレックス。ロレックスの歴史をモチーフにした大型レリーフは一見の価値あり。

3階のパテック フィリップ専門フロア。

2階はロレックスオンリーのサロン・ド・ロレックス。時計の歴史とロレックスの歴史をモチーフにした大型のレリーフにも目を引かれることでしょう。3階はパテック フィリップ専門フロアになっています。銀座通りの賑わいとは別世界の落ち着いた雰囲気のなかで、ゆっくりと時計選びができます。そのほかの有名ブランドは4、5階に揃えられているので、お気に入りの1本に出会える楽しみが待っているに違いありません。
「どなたにも入りやすい店づくりを心がけていますので、銀座へ来たときは気軽に立ち寄っていただきたいと思います」と木村さん。もちろん、購入後のアフターサービスも万全で、長い付き合いのお客様も多いようです。老舗ならではの信頼と安心を大切に守り続けていく時計店。それは日新堂銀座本店の原点であり魅力でもあるといえるでしょう。
 10月に3周年のアニバーサリーを迎える「大阪ヒルトンプラザ店」。銀座本店とは異なり、広く開放的なフロアにロレックス、カルティエ、パネライ、ジャガー・ルクルト、IWCの5ブランドを展開しています。銀座では老舗でも、大阪ではいわばニューフェイス。インテリアにも品揃えにも新鮮さを打ち出しています。
 また、北海道では札幌の中心部である大通公園の近くに、北海道で唯一のフランク・ミュラーブティックも展開しています。ほとんどのメインモデルのほか、ジュエリーコレクションも充実。黒のウィンドウやショーケースをはじめ、モダンなソファなどを配した凝ったインテリアも特徴的な店内で、素敵な出会いが期待できそうです。

日新堂 銀座本店

東京都中央区銀座7-9-13
TEL.03-3571-5611
営業時間:11:30〜20:00
営業時間:11:00〜19:30(日祝)
店休日:年末年始
http://www.nsdo.co.jp/
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文:有澤 隆 写真:新城 孝