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正真正銘のノーザンプトン製ながら3万円台の本格靴

2020年2月28日
NPS

正真正銘のノーザンプトン製ながら3万円台の本格靴

1881年に英国ノーザンプトンで創業したNPSシューズ社は、ソロヴェアーなど英国の有名靴ブランドへのOEM生産のほか、イギリスの警察や国防省のオフィサーシューズを生産してきたことでも知られています。
 
そして写真のモデルは、同社の数あるアーカイブの中から英国軍で使用されていたオフィサーシューズを街履きにしたモデルです。ちなみに、オフィサーシューズとは将校(オフィサー)が式典の際に履く正装用の靴のことで、陸、海、空軍、また部隊によってもデザインが違い、英国軍だけでも様々な靴が存在します。
 

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さて、本モデルは3アイレット外鳩目のプレーントゥダービーで、ストームウェルト状になったラバーウエルトを採用しています。当然ながら高い防水性を備えており、多少の雨なら気後れすることなく履くことができるでしょう。また、アッパーにはイギリス政府が指定する厳しい基準に基づいて鞣された耐久性に優れた革が採用されています。
 
ところで、オフィサーシューズは正装用の靴ですから、黒のキャップトゥやプレーントゥなどのフォーマルなデザインで、一見しても、それと分かる特徴はありません。しかし、その特徴は実はラストにあります。このモデルに採用されているMOD(Ministry of Defenseの略)ラストは、体勢を崩しても足指をひろげて踏ん張れるようトゥの形状が大きめのシェイプになっています。これはワークブーツやカントリーブーツのラストと同じで、足場の悪い場所を長時間歩く靴の特徴なのです。
 
そうしたことから、オン・オフ兼用で履いても違和感がなく、カジュアルすぎず、しかし無骨にもなりすぎない、ほどよい品のよさを足元に演出するわけです。たとえばデニムなどと組み合わせれば大人の休日スタイルにマッチしますし、ジャケットスタイルとも好相性。英国製のグッドイヤー靴としては価格もお手頃ですから、若いビジネスマンにも、お薦めできる1足だと思う次第です。

 
  • NPS(エヌ・ピー・エス)
  • オフィサー ギブソン シューズ 39,000円(税別)
  • お問合せ:グリニッジ ショールーム TEL.03-5774-1662
 
 

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