BOQ > 連載 > CLOSEUP > デスク&ホビー > ペリカン社初の万年筆発売から90年を記念して Herzstück(ハーツシュティック) 1929が発売に

ペリカン社初の万年筆発売から90年を記念して Herzstück(ハーツシュティック) 1929が発売に

2019年4月3日

ペリカン社初の万年筆発売から90年を記念して
Herzstück(ハーツシュティック) 1929が発売に

 
ペリカン社は1929年、世界で初めて内部にピストン機構を備え、本体内に簡単に大量のインクを充填することができる画期的な万年筆を発売しました。すなわち、ハンガリーの技術者テオドール・コヴァックがピストン吸入式機構を開発して特許を取得。それを1927年にペリカン社のオーナーであったフリッツ・ベインドルフが買い取り。翌年に改めてドイツで特許を取得して、1929年にピストンメカニズムを備えたペリカン万年筆がシリーズ化されました。この新しいメカニズムは執筆文化を変えるとまで称され、万年筆にとって革命的な出来事だったとさえいわれています。
 

ペリカン ハーツシュティック 1929

 
今年はペリカン社が初めて「モデル100」型と呼ばれる万年筆を発売してから90年。それを記念して、限定万年筆「Herzstück(ハーツシュティック) 1929」が発売されます。ハーツシュティックとはドイツ語で、コア、センターピース、最も重要な部分、心、といった意味合いを持っています。ボディは高級樹脂とゴールドプレート仕上げの真鍮製パーツで構成され、「モデル100」のデザインを踏襲しています。ブラックとゴールドのカラーリングは重厚感のある仕上がりです。
 
 

ペリカン ハーツシュティック 1929

 
 
キャップトップと18金のペン先には「モデル100」発売当時のロゴを施してクラシカルに演出。さらにボディは一部がクリアになっていて、ピストン吸入機構が見えるよう工夫され、特許取得当時のパテントナンバーが刻印されたプレートが組み込まれています。限定生産数の462は、このパテントナンバーDE457462の下三桁から取っています。なお、個々の限定ナンバーは尻軸リングに刻印されます。
 
 

ペリカン ハーツシュティック 1929

 
 
吸入式はカートリッジ式とは異なり、多量のインクを保持できる半面、吸入後にペン先などに付いたインクを拭き取るなどの手間がかかります。けれども愛好家にとっては、それもまた魅力のひとつ。書くよろこびとともに、持つよろこびをハーツシュティック1929で味わってください。
 
 

ペリカン ハーツシュティック 1929

 

ペリカン ハーツシュティック 1929

 
Pelikan Herzstück 1929(ペリカン ハーツシュティック 1929)
24金プレート18金ペン先(M)
ピストンメカニズム
シリアルナンバー刻印有
専用オリジナルケース(ロイヤルブルーインク付き)
462本限定(国内販売予定90本)
240,000円(税別)

 
 

お問合せ:ペリカン日本 TEL.03-3836-6541

www.pelikan.com

 
 

文:有澤 隆

 

onlineshop