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イタリアの名工が手掛けるアメリカンフルブローグ

2018年10月15日
エンツォ ボナフェ

イタリアの名工が手掛けるアメリカンフルブローグ

今回紹介するのは名工エンツォ・ボナフェ氏によりイタリア・ボローニャで1963年に創業したイタリアが誇る名門シューメーカー、エンツォ ボナフェです。そんなボナフェの魅力の一端がうかがえるフルブローグをご紹介しましょう。
 
このトウチップの両端がバックステイまで延びたロングウイングチップで仕立てたフルグローブは、アメリカンフルブローグとも呼ばれるアメリカ靴の代表的デザインながら、やや高めのレースステイに美しいアーモンドトゥでスマートに仕上がった一足です。また、アッパーにはバーボンカラーのホーウィン社製コードバンを採用。こちらもアメリカ靴に多く見られる素材ですが、ペブル(小石)パターンの型押しとのコンビでスタイリッシュに仕上がっています。
 
製法は熟練職人の手仕事によって製作されるファット・ア・マーノ(イタリア語で「手づくり」の意味)。底付けの「すくい縫い」と「出し縫い」を機械で行うのがグッドイヤー製法ですが、こちらは「すくい縫い」のみが手縫いの九分仕立て。グッドイヤー製法の堅牢さと、ハンドソーンウェルテッド製法の履き始めから返りの良さを兼ね備えているのです。
 
こうして見るとアメリカ的な要素が多々見られる靴ではありますが、仕上がった靴はイタリアらしい艶っぽさを湛えています。コーディネートについては、やはりクラシコイタリアとよく合いそうですし、ジャケットにジーンズ、というのもありでしょう。洒落者には、ことにお薦めの1足だと思うのです。
 
 
ENZO BONAFE(エンツォ ボナフェ)
シェルコードバン ロングウイングチップ 17万5000円(税別)
お問合せ:オリエンタルシューズ TEL.03-6804-3280

 

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