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新ラストを採用した荒井弘史氏の誂え靴

2018年7月26日
CALZANOR カルザノール

新ラストを採用した荒井弘史氏の誂え靴

浅草といえば国産靴の一大生産地というのは靴好きの“常識”ですが、今回ご紹介する荒井弘史靴誂え室もまた、浅草を拠点とする靴ブランドのひとつです。同ブランドを主宰する荒井弘史氏は、宮城興業で企画デザインに従事し、2008年に荒井弘史靴研究所を設立。2012年には表参道に荒井弘史靴誂え室を構え(2013年よりシューケア&シューオーダールーム FANS.)オーダー靴の展開をスタート。“荒井弘史靴誂え室”はパーソナルオーダー靴の受注サービスのことであり、オリジナルブランドの名称でもあります。製靴は荒井氏の古巣である宮城興業が担当。同社は多彩な製法を駆使し、そうそうたるブランドの製品も手掛ける国内随一の実力派シューメーカーであり、グッドイヤー製法による本品も、同社の技術力の高さがうかがえます。
 
今回紹介する靴は、今年4月に青山から浅草に移転オープンしたシューケア&シューオーダールームFANS.に合わせて発表した新木型の靴です。この新木型は、歩行時に絶えず重心がインサイドに向かって移動するインサイドストレート&アウトサイドカーブの内振り構造で、重心をインサイドに矯正することで歩きやすさと疲れにくさを実現しています。しかも、ウエストを細く絞り上げ、踏まずのアーチを確実にサポートすることで、さらなるコンフォートを実現。さらに、トゥから甲の幅は広めで、一の甲のあたりが低くフラットに押さえ込まれているため、アッパーが歩行中も甲をしっかり押さえて足浮きを防いでくれます。これに加えて、これまでの木型と比べてヒールカップを小ぶりにし、日本人の足によりフィットしやすくなっているのです。
 
また驚くべきはサイズの豊富さで、サイズ(足長)はUK2.5(21.5cm相当)からUK12(29.5cm相当)まで。さらにウィズ(足囲)はAからFまでを展開。50サイズのフィッティングゲージをFANS.浅草本店に用意して、より多くの人に対応できる体制になっています。加えて、アッパーのデザインや革を好みのものにすれば、パターンオーダーながら“世界中で自分だけの1足”が出来上がるというわけです。これは靴通には魅力的な1足といえるのではないでしょうか。しかも、これだけのクオリティでありながら47,500円からというのですから、これはもう、疑いなくお買い得なのです!
 
 
荒井弘史靴誂え室
基本価格 47,500円(税別)~
お問合せ:シューケア&シューオーダールーム FANS. TEL.03-5811-1831

 

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