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語れるウンチクと抜群の機能性を誇るルーディック・ライターのシンプルスニーカー

2018年5月25日
ルーディック・ライター ジャーマントレーナー

語れるウンチクと抜群の機能性を誇る
ルーディック・ライターのシンプルスニーカー

今回は懐かしいルーディック・ライターのスニーカー「トレーナー」の紹介です。1996年にヘルムート ラングがコレクションにルーディック・ライターのスニーカーを使用したことで一躍注目され大ヒットしたこのスニーカーは、当時を知る人にはこれは本当に懐かしく、また強い印象をおもちのことと思います。近年では、様々なブランドが同タイプのスニーカーを発表しており、合わせるアイテムを選ばないシンプルで普遍的なフォルムは安定した人気を保ち、確固たる地位を確立しています。
 
実はそのルーディック・ライター(1885年にオーストリアのウィーンで創業)は、’90年代までスニーカーの製造は行っていませんでした。そんな同社がスニーカーを手掛け始めたきっかけは、卓越したスニーカー製造技術を持ちながら後継者の不在で存続の危機にあったキッツマンテル社を、1992年に吸収合併したことに始まります。このキッツマンテル社は通称“ジャーマントレーナー”の製造を手掛けていたメーカーでした。このジャーマントレーナーとは、1970年代から1994年にかけてドイツ軍で支給されていたインドア用のトレーニングシューズのことで、軍モノに共通する装飾性をそぎ落としたシンプルな美しさと機能性を兼ね備えたデザインが、「ミニマリズム」の先駆け的存在であるオーストリア人デザイナー、ヘルムート・ラング氏の目に留まったというわけです。
 

ルーディック・ライター ジャーマントレーナーのソールパターン

聞けば、ルーディック・ライターはキッツマンテル時代のデザインに何の変更を加えることなく、これを完全復刻させたのだとか。木型についても当時のオリジナルのフォルムを使用し、ソールも当時のものと同様に天然ゴムを使ったガムソールを採用しています。ヴィンテージスニーカーに散見されるガムソールは、屈曲性と弾力性に優れグリップ性も抜群。また、人間工学を応用して設計されているため、足に負担がかかりにくく、長時間履いていてもストレスを感じにくい、最高峰の機能性を備えているのです。
 
昨今、ヴィンテージライクなスニーカーが人気とのこと。見た目も履き心地もより軽やかなコート系が主流のようです。となれば、この「トレーナー」もそうしたトレンドにしっかり応えてくれる1足となるはずです。
 
 
LUDWIG REITER(ルーディック・ライター)
トレーナー 28,000円(税別)
お問合せ:川村通商 TEL.03-3861-4173 ludwig-reiter.shop-pro.jp

 

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