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往年のアメリカ靴を彷彿させる極上スリッポン

2018年2月15日
Royal Gorge Bridge (ロイヤル ゴージ ブリッジ)

往年のアメリカ靴を彷彿させる極上スリッポン

今回紹介するロイヤル ゴージ ブリッジのテーマは「’70年代のサンフランシスコ」で、当時の欧州高級ブランドの流れを汲むニュートラッドなファッションに触発されたスタイルだそうです。その佇まいはハイブリッジ インターナショナル代表の高橋氏がその当時のアメリカンドレスシューズからインスパイアされたことで生み出されたフォルムです。
 

Royal Gorge Bridge (ロイヤル ゴージ ブリッジ)

注目すべきは手技による、大変みごとな仕事ぶりでしょう。製靴を手掛けるのは、メゾンブランドなどの生産も手掛ける、イタリア靴の一大生産地マルケ地方の工房で製作されています。また、重厚かつグラマラスなシルエットはすこぶる個性的で、その佇まいには風格さえ感じられます。しかもトゥが内側に著しく振られており、これが人の足形に適った、いわゆるコンフォート形状。ソールもダブルソールにし、アメリカンシューズの無骨さを再現しています。また、踵をよく見れば、この武骨さと相反する花柄の穴飾りが控えめに施されていることが見てとれます。
 
これは想像ですが、このモチーフは’70年代のサンフランシスコに集まったヒッピー達が、ベトナム戦争を背景に『武器ではなく花を』のスローガンを掲げ、フラワーチルドレンと呼ばれたことに由来しているのではないかと思います。いつの時代も平和でなければファッションは楽しめませんからね。

 
Royal Gorge Bridge(ロイヤル ゴージ ブリッジ)
64,000円(税別)
お問合せ:ハイブリッジ インターナショナル TEL.03-3486-8847
 
 

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