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伝統を受け継ぐジョセフ チーニーのシティコレクション

2017年6月13日
JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)

伝統を受け継ぐジョセフ チーニーのシティコレクション

ロンドンの金融街シティでは、“スーツに茶色の靴を合わせない”という不文律があるそうです。これはボー・ブランメル(1778年~1840年没)が広めた「茶色い靴はカントリーサイドで履く靴でありロンドンでは黒い靴を履くべし」という紳士の装いのルールに由来するもので、上流階級出身者が占める金融街には、最近こそ緩くなったものの、今もそのルールが残っているそうです。
 
さて、今回はそのシティで働く人々から支持を得ている、「シティ」の名を冠したジョセフ チーニーのコレクションを紹介します。1886年、英ノンザンプトン州デスバラーで創業したジョセフ チーニーは、現在はチャーチ創業家5代目にあたり従兄弟同士であるジョナサン・チャーチ氏とウイリアム・チャーチ氏がともに代表取締役に就任。英国靴の本流を体現するシューメーカーとして靴通に高い評価を得ています。
 
上の写真は同ブランドの「シティコレクション」の1作であるストレートチップです。オーソドックスなキャップトウオックスは英国らしい質実な印象であり、木型はトウが内側に振られたインサイドストレート&アウトサイドカーブのコンフォート形状で、ボールジョイントが広めで、甲が高めであることから、甲幅が広いとされる日本人にも合いやすい木型になっています。また、ストレートチップ以外にも、羽根の部分がアデレードになったクォーターブローグと、フルブローグをラインナップ。いずれも、コレクション名に由縁したブラックカーフのみの展開です。
 

JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)

 
本格的な英国靴を、より多くの人に履いてほしいと生み出された、このシティコレクション。そのため、お値段はといえば、正真正銘のノーザンプトン製のグッドイヤー靴ながら4万円台。これはもう、デイリーに履ける実用靴として申し分なく、また、英国靴の入門モデルとしても理想的ではと思うのです。
 
 
JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)
シティコレクション 46,000円(税別)
お問合せ:BRITISH MADE 銀座店 TEL. 03-6263-9955


サフィールノワール - この靴のお手入れ方法 -
 
  黒い靴には黒の靴クリームとは限りません。ネイビーの靴クリームを塗れば深みのある黒が表現できます。靴メーカーでも黒靴の仕上げにネイビーの靴クリームを使うところもあるそうですよ。
 
 

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