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靴全体に切れ目がはいった超個性派ホールカット

荒井弘史靴誂え室

靴全体に切れ目がはいった超個性派ホールカット

‘70年代に子供時代を過ごした筆者にとって「ツチノコ」といえば、『友達の親戚が見た』とか、『友達のおじいちゃんがスルメを焼いていたら近づいてきた』など… 身近な謎の未確認生物でした。今回紹介するのは、その“幻の怪蛇”ではなく、荒井弘史靴誂え室の「TSUCHINOKO」というネーミングの靴です。
 
荒井弘史靴誂え室を主宰する荒井弘史氏は、宮城興業で企画デザインに従事し、2008年、浅草に荒井弘史靴研究所を設立します。2012年には表参道に荒井弘史靴誂え室を構え、オーダー靴の展開を開始しました。そのサンプルシューズの一足がこの「TSUCHINOKO」なのです。
 
なるほど、この顔つきを見れば、そのネーミングも妙に納得します。アッパーには大変珍しい切れ目が入った革を採用。この革はイタリアのタンナー製で、もともと厚い革で靴に不向きであったため、荒井氏が靴用に薄くしたものを別注したそうです。しかも、履き込んだかのようなユーズド感を巧みに表現。これがほんのり膨らみを帯びたエッグトゥと相まってリラックス感を演出しています。また、その見た目の荒々しさに反して、アッパーと靴底に入ったスリットにより驚くほど屈曲性に優れ、さらに、ハンドソーンウエルト製法であることも相まり、反(かえ)りのよい、足に優しい1足となっています。
 
こうしたヴィンテージテイストには、あえてきれいめカジュアルを合わせるのが大人流。まさに、大人のための小粋なカジュアルシューズといえるでしょう。
 
 
荒井弘史靴誂え室
TSUCHINOKO 82,500円(税別)
お問合せ:お問合せ:ファンズ TEL.03-6450-5126

2017.06.12 UPDATE


レザーソールオイル - この靴のお手入れ方法 -
 
  靴全体に切れ目が入っている訳ですから、日頃からブラッシングを欠かさず切れ目にホコリがたまらないようにしましょう。また、切れ目が入ったソールはダメージを負いやすいので、あらかじめレザーソールオイルでケアしましょう。
 

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