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実用的でドレッシーなレッド・ウィングのキャバリー・チャッカ

2017年2月9日
レッド・ウィング

実用的でドレッシーな
レッド・ウィングのキャバリー・チャッカ

レッド・ウィングと聞くと、多くの人は無骨で堅牢なワークブーツを思い浮かべるのではないでしょうか?そのイメージに誤りはありませんが、時代をさかのぼると、それとはちょっと違う世界が存在していました。古いカタログを見ますと、意外にも細身なタイプがあることに驚かされます。今回は、そうした往年のフォルムやデザインを現在によみがえらせたキャバリー・チャッカを紹介します。
 
レッド・ウィングはドイツ系移民のチャールズ・ベックマン氏が1905年、アメリカ中西部ミネソタ州レッド・ウィング・シティに開いた靴店に始まります。当初はドレス系の靴を生産していましたが、次第にミリタリーやワークの分野に進出していきます。
今回紹介するキャリバー・チャッカの着想を得たのは、1906年のカタログに掲載された6インチ丈のブーツです。一見、ジョージブーツのようですが、アイレットの配置などは、丈を高くしたチャッカといえます。1906年といえば創業の翌年であり、レッド・ウィングがドレスシューズを生産していたころです。

 

レッド・ウィング

現代によみがえったキャバリー・チャッカは、ポストマンシューズに使われている210番ラストを使い、ソールには、リマ・コード・ソール&ヒール社が1920年代にレッド・ウィング社のために開発したグロコードソールのトレッドパターンを再現したソールを採用しています。当時は道路の舗装や側道にウッドブロックが用いられていたため、コードの切れ端を混ぜ込んだコードソールが滑りを防ぐ靴底として重宝されていました。1940年代に入り道路環境が整うとともにコルクソールにとって代わられましたが、グロコードソールは往年のレッド・ウィングを象徴するソールです。
 
また、キャバリー・チャッカは2015年春に鋭い光沢のエスカイヤレザーで発売されたモデルですが、今回追加となるモデルには、透明感を持ったアニリン染めのフェザーストーンレザーを採用しています。この革はレッド・ウィング社の子会社SBフット社なるタンナーによって製革された素材。世界的にみても、自社で革をなめしているシューメーカーは、実は非常に珍しいのです。
 
さて、このキャバリー・チャッカはレッド・ウィングが近年力を入れている「クラシックドレス」ラインに属する一足です。他のレッド・ウィングの靴同様、実用性に優れ、一般的なドレスシューズにはないタフさを持っています。大人が休日に楽しめる実用ブーツとしてはもちろんですが、ジャケットスタイルにも好相性。しかも、もはや希少となったメイド・インUSAなのですから、これはもう即買いに走るべきでしょう。


  • RED WING(レッド・ウィング)
  • キャバリー・チャッカ(写真はブラックチェリー) 46,000円(税別)
  • お問合せ : レッド・ウィング・ジャパン TEL.03-5791-3280

 

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