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40年の時を経て復活したジェームス・グロース

JAMES GROSE(ジェームス・グロース)

40年の時を経て復活したジェームス・グロース

古着通には知られていたジェームス・グロースが本格的に復活しました。ご存じなかった方も、現物を手にとって見れば、伝説の存在と言われる意味がお分かりになると思います。
 

JAMES GROSE(ジェームス・グロース)

1876年にロンドンで創業したジェームス・グロースは、当時「ジャグロース」というオリジナルブランドを展開し、スポーツ用品やアウトドア用品などを扱う小売店として確固たる地位を確立していました。また、通称ロンジャン(ロンドン革ジャン)と呼ばれるライダースジャケットの原型を作ったブランドとも言われています。しかし、1971年にブランドが消滅。以後、伝説の存在として語られてきました。ところが、昨年秋にブランドが復活し話題に。伝説のライダースジャケットがディテールまで忠実に再現され復刻したのです。
 

JAMES GROSE(ジェームス・グロース)

さて、今回紹介するモデル『マニラ』は典型的なロンジャンです。このモデルには、ウエストバックルが無く、着丈も長めでシェイプもタイト。対して通称アメジャン(アメリカ革ジャン)は、着丈が短く、身幅もゆったり目、ウエストにバックルがついたベルトがついています。これはアメリカのバイクが、ハンドルバーが高く乗車姿勢がほぼ直立となるハーレーが主流なのに対し、イギリスはセパレートハンドルで前傾姿勢のノートンやトライアンフが主流であったことが理由です。まず、着丈が長いのは前傾姿勢でも腰が出ないためであり、そして、ウエストバックルが無いのはバックルがタンクを傷つけないためです。また、左腕に配されたポケットはハイウエイチケットを右手で素早く収納できるようにするためであり、これらはファッション性のためではなく、実用性から生まれた機能的なデザインなのです。
 
カフェレーサーや洒落者たちが長らく復活を待ち望んでいたであろう、この1着。ラギッドなスタイルにジャストであるのはもちろんのこと、テーラードジャケットの代わりにタイドアップしたスタイルにも品よくマッチしてくれることでしょう。

2016.11.16 UPDATE


  • James GROSE(ジェームス・グロース)
  • Manila(マニラ) カウハイド製 135,000円(税別)
  • お問合せ:ヴァルカナイズ・ロンドン TEL.03-5464-5255

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