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代官山 蔦屋書店 文具コーナー

2012年9月14日

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ゆったりと時が流れる新しいスタイルの文具店

東急東横線の代官山駅から歩いて5分という好立地にある代官山 蔦屋書店。2階建ての建物が3棟並ぶ変わったスタイルの書店で、今回紹介する文具コーナーは3号館の1階フロアーの一角にあります。代官山にこんな広い場所があったのかと思ってしまいますが、もともと森だった場所に建物を立てたとのこと。旧山手通りに面しているので、車の通りもそんなに多くなく、とても静かです。

壁一面の筆記具は圧巻

大型の文具店とは異なり、20坪という限られた文具コーナーの空間を生かすためにも、万年筆やボールペンなどの筆記具を中心とした品揃えに特化しています。その他にインクや便箋などの紙製品、綺麗なガラスペン、面白いところではi Phoneケースも扱っています。
そして、なんといっても目立つのが筆記具のディスプレイです! 壁一面に筆記具がブランドごとに飾られ、さながら昆虫の標本のような知的な雰囲気を漂わせています。壁といっても可動式のため、差し込む太陽光の角度に合わせて、つまり季節に合わせて少しずつ動かしているようです。なかなか考えられた棚です。
ユニークなのはディスプレイだけではありません。このコーナーには販売スタッフを兼ねた文具専門のコンシェルジュが常任しています。現在コンシェルジュの数は4人で、ローテーション制で必ず一人は文具コーナーにいるとのことです。現在のところ、コンシェルジュの仕事内容は文具選びの相談がメインで、大切な方へのプレゼントや初めて万年筆を買いたいというお客様の相談も多いとか。やはり知識のある方がいると心強いものです。

ターゲットは団塊の世代

さて、場所柄のせいか来店者の年齢層が高いのも特徴のひとつ。ちなみにオープン当時からターゲット層は60歳代だとか。実際に時間に余裕のある年配のお客様も多く、あまり混まない平日の午前中にのんびりと本を読んだり、文具コーナーにふらりと立ち寄ったり、まるで大きな我が家の中を回遊しているような寛ぎ方だそうです。書籍のフロアーは照明が暗めで落ち着いた空間になっています。書籍のフロアーには本をゆったり座って読める場所があちらこちらにあり、文具コーナーと同じ1階にはスターバックスコーヒーが入っていたり、ブック&カフェのスタイルが確立しています。取材中に感じたのですが、ベビーカーの子連れの女性が多かったです。休める場所が多いところも人気の理由なのでしょう。また、朝夕は犬の散歩コースにしている人も多いようです。

出社前や会社帰りにも立ち寄れる営業時間

1階の営業時間はなんと朝7時~深夜2時まで! 2階は9時~深夜2時までです。他の文具店や書店では絶対に考えられません。これなら会社の帰りに立ち寄ることもできますね。平日に休みのとれる方は、ゆったりと時間が流れる午前中は狙いめです。
旧山手通りからは見えませんが、奥には120台の駐車場(蔦屋書店利用で30分無料)も完備されています。また、書店の裏側には7つの専門店が集まるGARDENも。新しいスタイルの書店は一度立ち寄る価値のある空間です。

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  • 蔦屋書店 文具コーナー

  • 東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山T-SITE

  • TEL.03-3770-2525

  • 営業時間:1階/朝7時~深夜2時、2階/朝9時~深夜2時 無休

 

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