メンズシューズ

09.06.26 UPDATE

激しい雨風の日の外出でも、この靴なら確実に足元安心です!

LLBEAN(エル・エル・ビーン)

ある雨の日の取材で、某セレクトショップのスタッフの方がハーフパンツにこの靴を合わせてスタイリッシュにキメていらっしゃったのを思い出しました。アメカジ人気の折、超ロングセラーのこの名靴が、実はもっか雨の日のお洒落靴として再評価されているそうです。
一見して強烈なインパクトを与えるデザインは、しかし奇をてらったものではなく、あくまで実用性から生み出されたもの。自然豊かな米メイン州に生まれたレオン・レオンウッド・ビーン氏は10代の頃からハンティングに親しんでいたのですが、いつも悩むのが森で履く靴でした。当時のハンティングシューズは総革製だったため、水を吸って足を冷やしてしまううえ、濡れる重さが増して非常に履き心地が悪かったようです。
1911年のある日、彼はゴム製のオーバーシューズのボトムに革製の筒を縫い付けた画期的なシューズを思いつき、製作。自分で使い心地を確かめたところ快適だったのでしょう、これを売り出すことにしたのです。そして同州の狩猟許可証保持者のリストをもとにチラシを作成し送付。これは1912年のことなのですが、後年、エル・エル・ビーンがメール・オーダーの販売スタイルで大成功する、その原点をこの最初の取り組みからうかがうことができます。また、以上からもおわかりのとおり、この「メイン・ハンティング・ブーツ(通称「ビーン・ブーツ」)の誕生こそが、アウトドアブランド、エル・エル・ビーンの誕生でもあったのです。
さて、写真はその「ビーン・ブーツ」のうちの6インチ(高さ約15cm)のタイプです。8インチ、10インチなどもあるのですが、街履きにはこのくらい軽やかさのあるものがいいかもしれません。ゴム製のボトムは完全な防水構造ですし、筒部のフルグレイン・レザーも雨をよくはじきます。また、ソールは濡れたタイルの上でも優れたグリップ力を発揮してくれるでしょう。これからの季節、たとえば台風の日などには、このくらい頼りになる靴が欲しくなるのではありませんか? それと、この靴が今でもメイン州の自社工場で作られている正真正銘のメイド・インUSAだというのも、筆者としてちょっとソソられてしまうポイントです。

文:山田 純貴 写真:新城 孝

独特のチェーン・パターンで成型されたソール&ヒールが濡れた路面でも確実なグリップ力を発揮。また、土踏まずまわりのウエスト部分に入れられたスチールシャンクが足をサポートし、歩行に安定感をもたらす。

LLBEAN(エル・エル・ビーン)

アイテム:レースアップハンティングブーツ
モデル名:6″BEAN BOOTS(6インチ・ビーン・ブーツ)
アッパー:ボトム=ゴム製、トップ=フルグレイン・レザー製
ソール:オリジナルラバーソール(チェーン・パターン採用)
サイズ:25〜32cm
カラー:タン/ブラウン(写真)、ブラウン/ブラウンの2色展開
製造国:アメリカ
価格:1万3900円

お問い合わせ:

LLBEAN カスタマーサービスセンター
TEL.0120-81-2200

※この情報は、2009年6月26日の情報です。