ブランドヒストリー

伝統と独創性を誇るイタリアの名門

ア・テストーニの創業者であるアメディオ・テストーニ(1905年生まれ)は、父親から企業家精神と、ボローニャ伝統の靴作りへの情熱を受け継ぎました。進取の気鋭に富んだ彼は、大きな夢を抱いていました。彼の夢は「世界一の紳士靴を作り世界中の高級ブティックに自らの靴を並べること」でした。

アメディオはボローニャの工房で下積みを経て、靴作りの秘訣をマスターし、1929年に自らの工房を設立。第2次世界大戦の数年後、ア・テストーニのトレードマークといえる”ボロネーゼ製法” という独自の技術を完成しました。複雑な工程によって作られるこの靴は、柔軟性に富み、”返り”が良く、軽くしなやかな履き心地を実現したのです。
 
1960年代初頭より、アメディオの夢は徐々に実現しました。彼の靴はイタリアの国境を越え、欧州の主要国へ、そしてアメリカ、さらにはアジアの国々へと広がりました。その後、コレクションにレディスシューズが加わり、革小物やバッグ、レザー・アクセサリーも次々とコレクションに加わっていきました。
 
1970年代後半に入って、ア・テストーニの先見性が再び試される変化がもたらされました。テストーニは単独でブティックを開いた最初のラグジュアリー・レザーブランドのひとつとなったのです。1978年にオープンした第1号店に対する反応は非常に良く、その後、次々とブティックが誕生しました。

職人技を駆使して、選りすぐられた最高級の素材使い、履きやすさを最優先に作られた靴は、今日にいたるまで、ア・テストーニの代表するアイテムとして守り続けられ、本物を求めるお客様に愛されています。

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若き日のアメデオ・テストーニ。1929年に最初の工房を開きました。

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ボロネーゼ製法の柔らかなヤギ革で手縫いされた裏張りは、まるで手袋の様に足を包み込みます。

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ア・テストーニの代名詞であるスパイラルは靴底を縫製したろう引き糸を隠す目的で採用されていました。