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Closeup Bridlen Vol.1

2015年6月29日

ブリドレン

雨の日にもしっかり頼れる! 

ブリドレンのダブルモンクは好みのラバーソールが選べます

ビジネスマンにとり、雨の日にラバーソールシューズは必携。それも濡れたタイル上でも滑りにくい、グリップ力のある靴底なら頼もしいのです。ここで紹介のダブルモンクストラップは、そんなニーズに対応する“頼れる”1足。それも、いずれも高グリップ自慢の3種類の底材から好みのものが選べて、ネットで注文すると、そこからそれが底付けされ、約3週間後に完成品が手元に届くシステムで展開されているモデルなのです。

 

インド→日本の連携生産で高品質&適性価格を実現
 
約3年の準備期間を経て、今年4月下旬に本格デビューを果たしたブリドレンは、実はオンラインショップでのみ購入可能な新進ドメスチックブランド。しかも、このダブルモンクのように底材が選択可能なモデルについては、革の裁断→製甲(アッパーの縫製)→吊り込み(アッパーの成型)→中底付け→コルク充填→ワキシングまで一連の工程をアッファン社が担当。南インドに3工場を構え、約540名の従業員を擁する同社は、英国の某高級靴ブランドなど各国の一流ブランドの靴を手掛け、英国軍に軍靴も供給する実力派メーカーです。

また、こうして出来上がったアッパーは日本に送られ、ネットで注文が入ると靴修理工房のルーリッジ(都内3カ所に直営店兼工房あり)が、出し縫い(本底付け)→コバ&ヒールリフトのトリミング→仕上げワキシングを行い、1足を完成品させます。卸を介さないネット直販であることと、前半の工程をアッファン社に託して人材コストを適性に抑制することで、高い品質を維持しつつ、価格を抑えたお値打ち靴にできるのです。しかも後半の工程で、底付けやトリミングなどに長けたルーリッジに委託することで、美しい仕上げや高い信頼性、速やかな納品を可能にもしています。

 

高級ブランドも御用達の厳選ゴム底材を用意
 
このダブルモンクで選択可能なラバーソールは、次の3種類。「ダイナイトソール」でも有名な英ハルボロ社が1930年代から作り続けている「リッジウェイソール」は、畝状の凸部と空堀状の凹部が歩行中の体重移動に則し配列されたセミドレッシーな底材です。伊ビブラム社のドットポイントソールは、そのリング状パターンの凹凸が控えめゆえ、靴全体の印象がレザーソールのように仕上がるドレッシー・タイプ。その逆に、凸部が高めの英イッツハイド社製コマンドタンクソールは、荒れ地でも高い性能&耐久性を発揮します。

写真はヨーロッパ産原皮にガラス加工を施したカウレザー「レガシー」のアッパーに、このコマンドタンクソールを組み合わせたラギッドなブラックモデルです。ちなみにクラシカルな木型「ルイ」は日本人の足形から開発されており、製法はマッケイの反(かえ)りの良さと、グッドイヤーの耐久性を併せ持つブラックラピド製法(別称グッドイヤーマッケイ製法)。ルーリッジ十八番のトリミングによる美しい側面を表すコバはカントリーブーツよろしく、アッパーを全周するダブルソールというこだわりようです。

前述したように、この靴で選べるこれら3種のラバーソールはグリップ性能に大変優れるのみならず、反り上々で耐摩耗性にも定評があり、どれもが一流ブランドに採用されている信頼性の高い底材です。ですから、普通なら足元がおぼつかない濡れた路面やタイル上でも、快適かつ安全に歩くことができます。あとはそれぞれの特性や底付けされた際の見映えなどでお好みを選んでください。

BRIDLEN(ブリドレン)
DOUBLE-BUCKLE CAP TOE(BLACK)
リッジウェイソール採用:3万2000円(下写真)
ビブラム・ドットポイントソール採用:3万円
コマンドタンクソール採用:3万1000円(上写真)
※表示価格はすべて税抜
お問合せ:メルミンジャパン TEL.03-5405-1477

オンラインショップbridlen.jp
オフィシャルブログbridlen.blog.jp
 

ラスト

こちらは、ハンドフィニッシュで品よく濃淡付けされたポロブラウン色オイルドタンニンレザーのアッパーに「リッジウェイソール」を底付けしたサンプル。木型、パターン、製法、価格はブラックに同じ。

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文:山田 純貴


 

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